database データベース設計

データベース設計

概念設計 → 論理設計 → 物理設計

上記の3つの工程からなる

1

【概念設計】 業務内容を分析しデータベース要件を定義ERモデルを作成

ERモデル ・・・ Entity Relationshipモデル( 実体関係モデル ) 業務で用いるデータとその関係をわかりやすく整理したもの

2

【論理設計】 DBMSを考慮し概念データモデルを論理データモデルに変換。

  • 正規化
  • テーブル設計
  • 制約の定義
  • コード設計
  • ビューの設計

行・ロー(Row)・レコード

列・カラム(Column)・フィールド(Field)

正規化

第一正規形

繰り返し現れる列がない

  1. 繰り返し現れる列(最初の1行タイトルの部分)を別の表に切り出す
  2. 切り離した表を一意に識別するための列を組み合わせて複合キーを構成

第二正規系形

主キーとなる列が決まれば、他の列の値がおのずと決まる

  1. 複合キーを持つ表に着目し、繰り返し同じデータが登録される列を別の表に切り離す
  2. 切り離す際に関係従属性のある列がある場合、一緒に切り離す
  3. 切り離す際に一意性のある列(主キー)を切り出す表に追加し、元の表にその列の情報を残す

第三正規形

主キーとなる列以外の値によって、他の列の値が決まることはない

  1. キーとなる列以外で、繰り返し同じデータが登録される列を別の表に切り離す

  2. 切り離す際に関係従属性のある列がある場合、一緒に切り離す

  3. 切り離す際に一意性のある列(主キー)を切り出す表に追加し、元の表にその列の情報を残す

3

【物理設計】 データベースを実装するマシンの性能、ディスク構成及びDBMSの商品を考慮し、将来のデータ量、パフォーマンスを意識した設計を行う

  • アクセス分析
  • 索引( インデックス )の設計
  • ディスク物理的配置
  • 物理容量設計
  • セキュリティ

データ定義言語 : DDL (Data Definition Language)

データ操作言語 : DML (Data Manipulation Language)

データ制御言語 : DCL (Data Control Language)

言語 扱う内容
DDL 表の作成・変更・削除
DML データの検索・追加・更新・削除
DCL セキュリティ、データの整合性