ファイルとディレクトリをコマンドで扱う

仮想マシンLinux
コマンド 説明
pwd カレントディレクトリ(現在のディレクトリ)の表示
ls 現在のディレクトリにあるファイルやディレクトリの一覧を表示
cd 現在のディレクトリを変更
mkdir ディレクトリを作成
touch ファイル作成、更新
rm ファイルやディレクトリを削除
cp ファイルやディレクトリをコピー
mv ファイルやディレクトリを移動or名前を変更
find ファイルやディレクトリを検索

ルートディレクトリ ... 最上位のディレクトリ

パス ... ディレクトリの階層構造を / でつないでディレクトリの位置を表現した文字列

/home/example
./example

./　を省いて

example

でも可能

コマンド 説明
/ ルートディレクトリ
~ ホームディレクトリ
. カレントディレクトリ
.. 1つ上の階層のディレクトリ

ls( ディレクトリ一覧を表示 )

指定したディレクトリの1階層下に何があるか確認

ls /ディレクトリ名/
ls オプション/ディレクトリ名/
オプション 説明
-a 隠しファイルも含めて全て出力
-l 長形式で出力
-t 最終更新時間で出力
-r 逆順に出力
-R 階層構造を表示

mkdir( ディレクトリの作成 )

mkdir オプション 作成するディレクトリ名
オプション 説明
-p 階層構造で作成 
mkdir -p dir1/dir2/dir3

dir1の下にdir2その下にdir3のディレクトリが作成される

rm( 削除 )

ディレクトリを rm コマンドで削除するには -r オプションもしくは rmdir コマンドで削除する

オプション 説明
-i 処理を行う時に確認をする
-f 強制的に処理を実行
-r ディレクトリとその中のファイルやディレクトリも削除

cp( ファイルのコピー )

第一引数 ... コピー元のファイルやディレクトリ名(パスを指定)

第二引数 ... コピー先のファイルやディレクトリ名(パスを指定)

-rオプション ... ディレクトリの中身も含めて、再帰的にコピーする

cp オプション コピー元 コピー先
オプション 説明
-i 処理を行う時に確認をする
-r ディレクトリの中にある全てのファイル・ディレクトリに対してコピーを行う
-p 所有者・属性・更新日時なども全てコピー

mv(移動または名前の変更)

第一引数 ... 移動するファイルやディレクトリ名(パスを指定)

第二引数 ... 移動先もしくは変更するファイルやディレクトリ名(パスを指定)

mv オプション 移動元 移動先
オプション 説明
-i 処理を行う時に確認をする
-f 強制的に処理を実行
移動先ファイルやディレクトリ 動作
存在する 移動
存在しない 名前の変更

find

第一引数 ... 検索したいディレクトリ名

その後ろにオプションで検索条件を記述

find . -name a

カレントディレクトリ以下から名前がaのファイルとディレクトリが検索される